はじめに
冬期CWEが1月中旬に行われるということで、参加予定のあるクランは準備を進めているころだと思う。自分も指揮官という立場上、メンバーから「何の車輛を用意すればいいですか?」という質問を多数受けている。そこで、あくまで個人的な意見(自分の好みやタクティクスに大きく影響を受ける)ではあるが、集団戦における車輛のTierをまとめていきたい。少しでも車輛開発、練習の参考になれば幸いだ
尚、通常車両開発の目安としての意味合いが強い本ランキングにて、報酬車輛を入れるかは非常に迷ったが、パワーバランスの指標として入っている。ご了承願いたい
評価基準
以下の評価基準で車輛を格付けしていく
・車輛汎用性
使えるマップが多いほどプラス評価。逆に、特定マップでは確実に使われるが、使用マップが限られる車輛はマイナス評価
・使用枚数
ピン差しの車輛より、大量ピックされる車輛を高く評価。ピン差しでも特に高い技量が求められる場合はマイナス評価
・単体での車輛パワー
集団で使われなくても単体性能の高い車輛はプラス評価
集団戦使用車両ランキング(Tier分け表)
Tier | 車輛 |
TIer0 | EBR105 |
TIer1 | T95/FV4201 |
TIer2 | obj277/obj907/obj279e/S.conq |
TIer3 | obj140/CS63/STB1/60TP/obj260/自走砲※1 |
TIer4 | E100/VK7201K/E3/268v4/103b/121/430U/WZ5A |
TIer5 | E4/Leo1/BC25t/TVP50/51/IS7/AMX50B/ Maus/JgE100/軽戦車※2 |
TIer6 | 113/FochB/Badger/FV4005/FV215b183/T57Heavy |
TIer7 | その他 |
※1.自走砲にBC15558は含まれない
各Tierに対する講評
以下、ランキング内の車輛について簡単にコメントをしていく。最初にも述べたが、報酬車輛はあくまで指標として置いてあるので今回は省略する
・Tier0/EBR105
今回のランク外特別枠。使用マップは多いが乗り手を選ぶので今回の評価基準では順位がつけられない。EBRが強い方が勝つ場合もあるくらいの重要車輛なので、Tier0として置いた。乗りこなせればピック率は保証されるが、生半可な腕ではお荷物になるだけなのでオススメはしない
・Tier2
いわゆる"主力HT"がランクイン。機動力が魅力の277とHP、DPMで戦線維持能力の高いS.conq。どちらもマップ汎用性、ピック枚数ともに優れている。この2枚を持っていない人は最優先で開発しよう
・Tier3
ここでは"主力MT"がランクイン。140は純粋にバフを受け、非常に使いやすくなった。Tier2入りと迷ったが、907という上位互換の存在とHTに比べ判断力が求められる点でここに落ち着いた。STBは言わずと知れた「理論上最強」車輛
注目すべきはCWEでは初登場となるCS63。扱いは難しいが広いマップでは必須級となり、場合によっては4~5枚ピックもあり得る。所持者はまだ少なく、使いこなせる人はさらに少ないので狙い目かもしれない
60TPは次のTier4戦車たちよりはマップ汎用性で頭一つ抜けているのでこの評価。自走砲は使用マップは多いが、専門職なのでこの辺りが妥当と考えた
・Tier4
街マップでピック率の高い超重戦車、駆逐戦車がランクイン。唯一のネックはマップ汎用性の低さだろう
103bはピック枚数の少なさと専門性でマイナス評価を受けてこのTierに。単体の車輛パワーは高い
開発すべき車輛で迷ってる人はTier4までの戦車で持っていないものを開発することをお勧めする。また、ここでは高Tier車輛の代替戦車も入れておいた。この辺りはわざわざ開発しなくても良いだろう
・Tier5
高い技量が求められる上にピン差し/使われるマップやタクティクスが限定されるローダー系戦車がランクイン。また、マウスはE100のバフ、Leo1は103bの存在やCS63の登場でそれぞれ評価を下げた。あったら使われるかもしれない程度
IS7は拡張パーツ2.0の恩恵を大きく受けた車輛の一つ。もしかすると評価を1段階以上あげる可能性もある。各クランの運用方法を観察したい
EBR以外の軽戦車に関しても、高い専門性と限られた条件でのみ使用されるかもしれない
・Tier6
相当とがったタクティクスかお遊び要素、もしくは高Tier車輛の代替要員
・Tier7/その他
ほぼ使われない
おわりに。。。
始めにも記したが、あくまで自分の主観とタクの傾向を元にランク付けしたに過ぎない。一番は自分の技量や得意な車種を考え、自クラン(部隊制なら自部隊)の指揮官の指示を仰ぐことだろう。指揮官によって求める車輛は多少異なってくるし、メンバーの所持数が少ないものの開発を頼まれる場合もある
通常ツリー車輛の追加やバフ、拡張パーツ2.0の実装により、車輛選択肢はここ1~2年のCWEの中で最もバリエーションに富んでいる印象だ。マップ毎のメタも多くなっているので、指揮官としては対策が難しく頭を悩ませているが、面白さは最近では一番といえる
依然として報酬車輛優位はあるが、通常車両だけでもピックの機会を勝ち取るのはそう難しくない環境ではある。逆にチーフテンがあるから大丈夫だと胡坐をかくのは危険かもしれない。特に報酬車輛が溢れているクランにおいては通常ツリー車輛をそろえておくことはマストである。事前準備をしっかりして、是非いい結果を残していただきたい