へっぽこ指揮官の集団戦論2019.12
まえがき
自分の指揮で進撃戦を始めてから約1年。兵士としての経験もなかったこともあり、今思い返せば本当に酷いものだった
今でもまだまだ未熟だが、ACWP1メンバーの助けを借りて指揮官として経験を積み、経験豊富な軍団兵の方々からフィードバックを受け、STRVでは兵士として場数を踏ませてもらった。1年前よりはずっと兵士としても指揮官としても成長できたように思う
そんな自分の集団戦に関する持論や、進撃戦などで思っていることなどをオチもなく語っていこうと思う
車輌
車長がいても戦車がないことには始まらない
集団戦を始めよう
中小クランで指揮をしている方には共感していただけるだろうが、まず集団戦を始めるにあたって車輌の壁が存在する
最初のうちは通常ツリーの車輛すら揃わない。メンバーにはとにかくobj.277の開発を、それが済んだらS.conqの開発をするように頼み込む。意外でもないが、LTなどの特殊車両は、得意な人が好きで作っていたりするので困らない場合が多い。まずは主力車輛を揃えることが急務になる
頭数が揃ったら。。。
次にぶつかるのは報酬車輛の壁である。正直なところ、通常ツリーのメタ車輌が揃っている以上、車輛スペックを負けの言い訳にはしたくないというのが指揮官としての心情だ。似たスペックの車輛で代用をしたり、タクや指揮で相手を上回るなど、やりようはいくらでもあると胸を張って言えればどんなに良いことか
しかし、そうとばかり言っていられないのもまた事実だ
集団戦における通常車輛と報酬車輛の違い
ここで、自分なりに通常ツリーの車輛と、CW、PMの報酬車輛の違いについてまとめたいと思う
・obj.260 vs obj.277 vs WZ-5A
まずは主力HTである
機動力は260と277、硬さは260、単発は277と5A、DPMは260と5A、俯角は5A
こう書き出すとどれも一長一短のように思える。しかし、5Aは後述するChieftainの登場により需要が大幅に低下した。ここでは260と277について比較する
快速HTというカテゴリーで、ほぼ同等の走力を有するこの2車輌では、撃ち合いになれば堅さとDPMで勝る260に軍配が上がるだろが、ライン戦での単発交換では単発の高い277の方が有利な場面もある
車高や履帯性能など、細かい違いもあるため、強豪クランの指揮官はそれぞれの強みを活かすよう明確な使い分けをしていると聞く。自分はそのレベルに達してはいないし、そもそも260の数が揃わないので、260があればそれ、無ければ277でも可、という選択をしている
・obj.907 vs obj.140 vs obj.430U
主力MTである907は、似た性能を持つ140にくらべて装甲、DPMで勝っている。狙撃が140のほうが優れている点を除けば、完全上位互換と言ってもいい
ただし、PSや運で埋められないほどの差ではなく、さらに、至近距離の撃ち合いであれば同じく通常ツリーの430Uはその装甲と単発火力で907にマウントを取ることも可能だ。もちろん、走力で大きく後れを取るが、140隊の中に430Uを1、2枚混ぜることで907に対抗することもできるだろう
しかし、通常車輛では到底代用できない怪物報酬車輛も存在する
・T95/FV4201 Chieftain

Chieftainの登場により集団戦は大きく変わってしまった。S.conqをも凌ぐハルダウン性能に5A並みの機動力、凄まじい弾速のAPCRと良好なDPMを有する、正に新世代主力戦車である
この戦車の一番厄介なところは、大量ピックされるという点にある。一枚差しの強車輛であれば他のところで差を埋める事はできる。しかし、5、6枚以上採用されることもある本車輛は、出るか出ないかで大きな差となってしまうのである
・VK 72.01(K)

Maus並の装甲、E100並の機動力と単発火力、そして他を凌駕する貫通力。さながら市街地の支配者だ
五式重戦車の全盛期が過ぎ去った今、通常ツリーHTで本車輛に対抗できる戦車は無いと言って良い。高い車高から撃ち下す350HEATは後述するobj.279eへのアンチにもなる。活躍の場が街マップに限定されることが唯一の救いである
・obj.279(e)

第二PMの最後の報酬車輛にしてWoT界最強の一角。信頼性の高い装甲に良好なDPM。乗り手の実力も相まって、様々なシチュエーションで相手に理不尽を押し付けることができる本車輛は、特に傾斜を利用したハルダウン時は無敵の要塞となる
弱点を抜く練習をすれば対応は可能であるが、甘えたエイムを許さない前面装甲はラッシュ時のような流動的な状況では処理するまでに時間がかかり、少ない枚数で多くをくぎ付けにされることも少なくない
通常車両も捨てたもんじゃない
ここまで報酬車輛の優位性について述べてきたが、通常ツリーにも集団戦で使われる優秀な戦車たちは沢山いる。E3、v4をはじめとする重駆逐戦車、集団戦どころかWoT自体を壊してしまったEBRなど、報酬車輛とは違った役割を持てる戦車たちだ。S.qoncも耐える場面ならヘルスとDPMでChiefより優れている。CWEでピックされたいのであれば、主力戦車を揃えた後、報酬車輛と役割のかぶらない戦車を開発してみてはいかがだろうか
また、最初に残念な扱いをしてしまったWZ-5Aだが、実はお気に入りの車輛だったりもする。中小クランにとって、強豪クランから繰り出されるobj.279eの暴力に対する解決策は悩みの種だろう。そこで高貫通、高単発、高DPM、高機動力の5Aを大量に流し込み、一気にひき潰すことも、obj.279eへの解答の一つとして推しておきたい
総評
全て報酬車輛で埋める必要はないが、相手と対等な条件で戦いたいのであれば15枚中半分くらいは報酬車輛が出ると好ましいと思う
自クランで集団戦を始めたいと考えている人は、まず自分で報酬車輛を獲得して、その土台を固めることをお勧めする
指揮
次に、指揮官として自分の課題や持論を記す
タクティクスを作ろう

指揮官の最初の仕事はタクを用意することであろう。タクが無ければ車輌は選べないし、初動の配置すら説明できない
タクの作り方は人それぞれだと思う。経験を基にセオリーを抑えたスタンダードなタクを作る人もいれば、トライ&エラーでどんどん新しいものを試してブラッシュアップしていく人、配信等で強豪クランのタクを参考に作る人など、十人十色だ
自分はどちらかと言えば、やられてキツかったこと、やってみたら上手くいったことをベースに作るタイプだ。つまり、失敗ありきのタク作りであるともいえる
あまり海外の配信などを観ないので、「相手の動きは◯◯に似ている」と言われてもいまいちピンとこない。やはり自分も強豪クランの配信を見て勉強すべきであろうか
指揮を取ろう
指揮官の仕事は名前の通り、指揮を執る、つまり兵士を適切に動かすことにある。タク通りに配置したら終わりではなく、刻々と変化する状況に合わせて指示をださなければいけない
集団戦、特に敵の編成が最初から見えている進撃戦において、指揮の取り方は大きく分けて以下の通りだと考えている
①自分のしたいことを相手に押し付ける
②相手の動きに合わせて変えていく
③クソ芋をかます
マップやタクによって①と②のバランスを上手くとっていくことが重要であると思う
例えばラッシュタクでは基本的には強みを全面に押し付けていくわけだが、相手の受け方を見て多少の変化を加える必要も出てくるだろう。ただのイノシシラッシュでは捻り潰されるのがオチである
逆に相手の編成から動きを読み、それに合わせてタクを変えていくこともあるだろう。しかし、あまりに相手に合わせすぎては自分のやりたいことがわからなくなり、勝ち筋を見失うこともある
自分の場合は後者であり、もっとエゴを強く持つことを心掛けたい
クソ芋は。。。
個人的には嫌いである
もちろん、CWの領地防衛をする時や、車輛やポジションを奪われ、結果的に芋らざるをえなくなることもあるだろう。なんども同じマップで戦う上で、タク読みを逆手に取った戦略的な芋タクなどもある。そういう芋なら良いと思う
最初から芋をするつもりで編成をし、いつも、どんなマップでも芋をする。防衛側ならまだしも、トーナメントや進撃初戦の引き分け両者敗北の状況でもお構いなし。そんなものに何の意味があるのか
まずそこには指揮官としての成長はない。車輌を置くだけで仕事は終わりだからだ。芋タクの上手い指揮官など鼻で笑う価値もない。兵士にも成長はない。自分で考えて能動的に行動することがないからだ
引き分けるくらいならと、仕方なく詰めてきてくれる相手に勝って満足しているようではお終いだ
……などと自分への戒めに書いておく
兵士
もちろん、兵士も重要なファクターである
人選
誰をピックするか、誰に何を乗せるかは非常に重要である
・LT/ローダー等
まず、軽戦車やオートローダーをはじめとする特殊車輛は担当するプレイヤーが決まっている。進撃戦などでは練習でいろいろな人が乗ることもあるが、ことCWに置いては特に信頼を得ている人しかピックされない
・主力MT
次に907などのMTも、自分で判断して動くことができるプレイヤーが好ましい。というのも、本体とは別行動をすることが多く、時にダメージディーラーになり、時に偵察もこなさなければならないからである。要求されるPSも特殊車輛同様に高い
・主力HT
本体となるHT隊は比較的敷居が低い。基本的に団体行動をすればよく、指揮官の指示も一番丁寧に飛ぶ。ただし、どの部隊にも最低一人はコーラーと呼ばれる前線指揮官が必要であり、全員が当たり前に声出しができないクランではその存在は重要になる
因みに、自分は指揮するときも大抵Chieftainなどの主力HTに乗る。多くの指揮官は、柔軟な動きが求められるMTやLTに自ら乗っているが、残念ながら自分は全体の指揮をしながら自分の動きにも集中できるほど器用ではないのだ
進撃戦にて…
流石にCWでやる人は少ないが、進撃戦だと好きな車輛を勝手に出したがる人は多い。指揮官によっては嫌がる、もしくは完全に拒否をするし、自分もあまりいい気はしない
しかし、一部の人にだけは、好きに車輛を出すことを許している。それは、完全に実力を信じているプレイヤーだ。自分が指示を出すメタ車輛よりもこの人が動かすクソ車輛の方が戦術価値が高いと思う時は、特に文句は言わない。ただし、指示も出さないので勝手に動いて勝手にダメージを出してもらっている
具体例を挙げると、軍団兵で来てくださるATLUSのSnowboatさんなどだ。彼はどんな車輛に乗っても強いが、特に駆逐戦車が得意で、マップに合わせて様々なTDを出しては戦果をだす。FV217 Badgerで漁師の港の平原に赴き、耐えながらダメージを吐き続けたのには流石に脱帽した

悔しくはあるが、怪物に言うことを聞かせるには自分も指揮官としての実力を高めるしかないのだ
それから。。。
これは書こうか迷ったが、CWEも近いので、余談として聞き流して欲しい
CWEに出るということは、多くの人は車輛獲得を目標にしているのだろう。それに向けて皆、車輛開発に勤しみ、進撃戦で練習をし、運営の方々は一人でも多くのメンバーに車輛を取らせるべく戦略を練る。CWEはすでに始まっているのだ
始まってからは兵士はピックされることを期待して待機するわけだが、CW初期には誰がピックされるかはもう大方決まっているのである
しっかり待機することは当たり前として、希少な必須車輌を持っている人、使用される車輛を幅広く開発した人、進撃戦に出て指揮官から名前を憶えて貰えている人、信頼を勝ち取った人…
みんな何かしらの努力をした結果としてピックされる
車輛が1枚2枚しかない、進撃戦にも参加しない、PSがずば抜けているわけでもない。それでピックされるわけがない
そんな状況で、ピックされないことを文句言う輩がいるというのは、都市伝説か何かだと思っていた。が、本当にいたのだ。しかも、同じ境遇同士で愚痴りあうならまだしも、ただでさえ心労を抱えている運営陣に直接ぶつけたり、Twitterに書き込んだりするアホまでいる。努力してピックされてる人を妬むような発言はもはやギャグとしか思えない
あとがき
ここまで自分の主観マシマシで集団戦について語ってきた。間違えていることも多いと思う(特に自分の持っていない車輛などを紹介しているため、特性を理解していない部分もある)。何か気が付いたことがあったら是非コメントしてほしい
またしばらくたって、この記事を見返したとき、「何書いてるんだコイツ」と思えるくらいに成長していたいものだ
話は変わるが、そしてまったく関係ないが、ICPDやSTRVで知り合った人に、「真面目な人」という間違った認識を持たれていたsuminoyaだが、本ブログを通して皆さんに「やべーヤツ」という正しい認識を持っていただくことができたので大変満足している
さて、年末シーズンになり、お酒が美味しい季節(?)になった。年末年始は戦車兵たちと飲める機会が多いので、楽しみにしている。まだ飲んだことがない人もどんどん声をかけてほしい
では、また